虫歯は感染する? | くましろ歯科医院(高槻)

虫歯は感染する?

こんにちは。くましろ歯科医院です。

今回は虫歯の感染についてご説明していきます。

母親に虫歯が多いと子供も虫歯になりやすいといわれていますが本当でしょうか?

<虫歯の原因>

①虫歯菌 (ミュータンス菌など)
②宿主防御機構(各個人のもつ虫歯になりやすいかなりにくいかの体の免疫機能)
③生活を取り囲む環境

この①②③から虫歯は成り立っています。
そのため、母親など生活を共にする保育者から子供への感染は十分に考えられます。

<感染の種類>

①垂直感染
親から子供へと感染すること

②平行感染
夫婦間や友達同士で感染すること

虫歯菌は母親から子供へと感染する垂直感染がよく例にあげられます。
一般的に人の口の中には約500種類の細菌が存在していると言われています。
そのなかで善玉といわれる菌と、悪玉といわれる菌とに分類されます。
では善玉といわれる菌と悪玉といわれる菌、この2つの菌についてご説明していきます。

①善玉菌
口の中へ悪い菌が入り込むとそれを食べるなどして口の中の環境を整えようとしてくれます。

②悪玉菌
悪玉菌の1つである虫歯菌は、糖分を食べてプラーク(歯こう)を作り、これがだす酸により歯を溶かして虫歯になります。この虫歯は初めの頃は歯の色が白濁色や黒褐色になるくらいですが、放っておくと穴があきます。
そこに食べカスなどが詰まったりすると痛みを感じるようになり、最終的には神経まで侵されてしまいます。
虫歯菌はミュータンス菌などによる感染症なのです。

<では・・・「いつ、どこで」虫歯菌に感染するのでしょうか?>

生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には虫歯菌はいません。
虫歯菌といわれるミュータンス菌は歯などの硬い組織に付着するのが得意な細菌で、乳歯の生え始める頃から感染します。
これは離乳食が始まり、母親が自分のスプーンで食べさせたりする日常生活から起こってきます。
つまり母親の口の中が汚れていて、母親が子供に食べやすいように噛んで食べさせたりすると虫歯菌も同時に与えることになります。

<最後に・・・>

子供の虫歯の治療では「歯磨きをよくする」「甘いお菓子やジュースを続けて飲ませない」などといわれていますが、子供自身だけでなく、母親なども自分自身の口の中をきれいに心がけることが大切です。
母親から子供への食べ物を介してのスキンシップは大変重要なことです。
毎日の生活の中で規則正しい生活習慣を作り上げることが母子共に虫歯予防への道となります。

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