こんにちは。くましろ歯科医院です。
今回は「入れ歯の洗浄」についてご説明していきます。
まずは入れ歯のヨゴレの種類についてまとめてご紹介していきます。
主な種類は、
・細菌
・真菌(カビ)
・食べカス
・歯垢
・タバコのヤニや茶シブ
となります。
入れ歯には目に見えない菌(細菌や真菌、歯垢)なども付着するため、お口の中で汚れが繁殖し、口の中が不潔になります。さらには様々な要因と共に呼吸器系や循環器系など、全身の病気へと発展していく恐れがあります。
からだの健康はお口からといいますので、そのためにも入れ歯を清潔に保ちましょう。
・入れ歯の洗浄方法
それでは入れ歯の洗浄方法についてご説明します。
①ブラッシング洗浄
まず入れ歯を水または入れ歯専用の泡洗浄剤を適量付けてしっかりとブラシで磨いて汚れを落とします。
ここで注意するポイントですが、
磨く時に普段使われている「ハミガキ粉」を使ってはいけないということです。
ハミガキ粉に含まれる研磨剤によって入れ歯にキズがついてしまい、細菌が繁殖しやすくなるので注意しましょう。
②つけおき洗浄
まずは入れ歯を歯ブラシでしっかり磨いて汚れを落とします。
そしてお近くのドラッグストアなどで売っている入れ歯洗浄剤につけて除菌してください。
毎日つけるのが理想的ですが、難しい場合は2〜3日に1回は洗浄剤につけるようにしましょう。
入れ歯を初めて入れる方、まちがった清掃方法で洗われていた方などは、ぜひ参考にしてみてください。
入れ歯はご自身の歯と同じ役割をしてくれるものです。
毎食後しっかり洗浄し、清潔に保つようにしましょう!
もしわからないことがあったら、先生またはスタッフにお尋ねください。
