こんにちは。くましろ歯科医院です。
今回は歯ぎしりについてご説明していきます。
・歯ぎしりは歯のこすり方によって3種類あります
①グラインディング
上下の歯をギシギシとこすり合わせる一般的なタイプ
②クレンチング
無意識に歯を強くかみしめたり、くいしばるタイプ
③タッピング
歯をカチカチとすばやく合わせるタイプ
・歯ぎしりによってこんな症状がでることもあります
①歯のすり減り
病的にすり減り、冷たい水がしみる知覚過敏になることも
②歯周病の進行
歯に大きな力が加わり、歯周病を進行させ歯の寿命を縮めることも
③顎関節症など
顎に大きな負担がかかり顎関節症や全身の不調につながることも(頭痛やめまいなど)
◎よく行われる治療は、マウスピースを使った「スプリント治療」です。
プラスチック製のマウスピースを夜寝る時に装着します。
(上下どちらかの歯並びに合わせて作ります)
こうして歯がこすれ合うのを防ぎます。咬み合わせが悪い場合は、治療が必要になることもあります。
マウスピースは保険適用で、負担金5000円程度です。
※恐ろしい歯ぎしりの弊害※
・詰め物、かぶせ物がとれやすい
・歯がすり減っている
・歯にヒビが入ったり、割れる
・歯が動揺する
・口を開けるとあごが痛い、ガクッと音がする
・頭痛、肩こり、腰痛がある
これらの症状があれば要注意です。
何かわからないことや聞きたいことなどがあれば
お気軽にスタッフにお尋ねください。
