こんにちは。くましろ歯科医院です。
今回はお子さんの歯磨きについてお話していきます。
みなさんは子供の頃歯磨きは好きでしたか?嫌いでしたか?
好きな方ももちろんいらっしゃると思いますが、嫌いな方も多かったのではないかと思います。
ではなぜ歯磨きが嫌いだったのでしょう?
<子供が歯磨きを嫌がる理由>
①痛い!
しっかりと磨こうと思って力が入りすぎていませんか?
歯磨きは痛いというイメージになる前に力加減を見直してみてください。
②気分がのらない。
なんとなく気分がのらない時に歯磨きをされるのは嫌がります。
なるべく機嫌のいいときに磨くようにしましょう。
③姿勢がイヤ!
あお向けの姿勢が嫌いな子供は少なくありません。
遊びの中であお向けの姿勢を取り入れるなど、時間をかけて慣れていけるようにしてみてください。
④興味がない。
子供自身が興味をもっている遊びとは違い、楽しい行為ではないので興味を持てません。
歌を歌ったりして興味が持てるように工夫してみましょう。
<子供が歯磨きを嫌がったら?>
・1歳前半頃
*歯ブラシに慣れることから始めましょう。
まだ歯磨きをする意味がわからないので、無理に磨こうとするとさらに嫌がります。
歯を磨く少し前に「歯磨きしようね」など、歯磨きをすることを伝え、心の準備をさせてあげましょう。
しっかり磨くことよりも口の中に歯ブラシを入れるだけ、歯ブラシを歯に当てるだけにするなど少しずつ慣れてもらうことが大切です。
・1歳後半頃
*嫌な気持ちを代弁してあげましょう。
自己主張が出てくる時期のため、大人の都合で歯磨きをさせられることを嫌がります。
「今は磨きたくないよね?」など子供の気持ちを代弁しながらも「少しだけいい?」と磨かせてくれるように提案してみましょう。
・2歳頃
*納得してもらえるようていねいに説明しましょう。
遊んでいる最中など「遊んでるからイヤ!」など嫌がる理由がはっきりしてきます。
「今はイヤだよね」などイヤの理由を共感した上で「歯磨きできたら◯◯で遊ぼう」など子供が先を見通せるような提案をしてみましょう。
どうですか?少しは参考にしてもらえましたか?
子供が歯磨きを嫌がったら・・・
・無理に歯磨きをしない!
・歯磨きに興味をもってもらう。
・遊びの延長で歯磨きをする。
・あせらず1つずつできることを増やしていく。
・時間を決めて一緒に歯磨きをする。
以上のことに気をつけながら歯磨きをしてみてください。
そして・・・子供はほめられることが大好きです。
少しでもできたらオーバーなくらいほめてあげましょう。
何かわからないことや心配なことなどがあればお気軽にスタッフにお尋ねください。
